自作ギター 初号機 テレネックストラトキャスター
2016年、夏。
兼ねてからずっと興味があった、ギター自作。
安いストラトは何本か所有したことがあったけれど。
エレキギターがどんな部品で構成され、どのようにして音が鳴るか。
そんな基本的なことすら全く知らないまま、ただただ「一度でいいからギターを組み立ててみたい」、そんな思いを実行に移してしまったのが魔のトビラを開いたきっかけでした。
それから半年とちょっと。
結論から言えば、良いことと悪いことがあった。
良いことというのは、ギターに関連すること(電気回路・木の塗装方法や研磨方法・その他の知識)が体験によって得られたこと。
そして、これまでにないほど愛着あるギターを手に入れられたこと。
反対に、悪いことというのは。
単純に金がかかるぞバカヤロー!!!笑
…そう、ギターそのもののパーツやらの他にいじることに必要な工具や塗装用品などなど、ギターいじりはいろんなものが必要だった。
これは長く続ければ続けるほど、デッドストックが蓄えれるためにかからなくなっていくかもだけど。
…と、前置きが長くなりましたが。
これから自作ギターをしてみようと思う方、はじめにこういうことを聞くと「難しそう」とか「お金かかるのか」とかお思いになるかもしれませんよね。
だからこそ、あんまり考えずやってみてほしいんです。←
ですから、このブログでは「それでもギターを自作してみたい」といったあなたに、私のどんまいな自作ギターを反面教師にしていただきたく今後のギターいじりを投稿していきます。
なお、当ブログを参考にして失敗しても怒らないでくださいね。笑
それでは一緒にギターをいじりましょう!
…長くなりましたが、最初の自作ギター作成のお話。
難しいのはめんどくさい大変なので15,000円ほどのキットを購入。
中身はこんな感じ
このまま組み立てるだけでもギターっぽくなりますね
しかし、それじゃ面白くないので木地着色とアッセンブリ交換までが目標でした。
まずは軽くヤスリをかけて…
木地着色では目止めと呼ばれる工程と着色が同時にできます
との粉を混ぜたポアーステインという着色剤を塗っていきますよ
はい、今日は塗って乾かしたものをご用意しております。笑
塗装が乾いたら、下地作り。
ウッドシーラー(プライマー)を吹き付け、サンディングシーラーを塗ります。
乾いたら、軽くヤスリがけ。
ここまでの工程の紙ヤスリは80・120・240・400・600・1000・1500番くらいがあればなんとかなると思います←
平面になったら、ラッカーのクリアを吹いてトップコート。
何度か吹いては乾燥を繰り返し、最後に数日乾燥させたら。
水ヤスリとコンパウンドで磨き、艶と平面を出して終了です。
磨きすぎに注意です 笑
さて、乾燥させてる間にアッセンブリを組みましょう。
ストラトはピックガードマウントとか言うらしく、すべてピックガードの裏面に取り付けて配線しますよっと。
ピックアップはFenderのPure Vintage '65 Strat Pickupセット、ポットとかセレクターへの配線は難しそうだったので、今回はすでに配線されているSonicターボブレンダーとつなぎました。
はい、配線が汚いですね。笑
ここから組み上げていきますよー
ネックのペグの装着も忘れずに
あと、写真にはありませんがブリッジの取り付けやトレモロなども組み上げていきます。
ブリッジは正確な位置を取らないと、オクターブチューニングが合わなくなるのでお気をつけて。
いろいろ省略して、組み上げたのがコレ。
いい感じ!
組み上げからしばらくして、ネックをメイプルのテレキャスネックに交換。
ブリッジサドルなど細かいとこもちょっと交換したかな?
その後、半年くらいしてノイズがひどかったので下手くそなハンダをすべてやり直して今に至ります。
※紹介記事はコチラ
見た目は可愛いですね…!笑
でも中身は結構サバサバしてるんですよw
ちなみに最後の写真の右側はネック交換によって余ったネックを再利用しようと
こんな感じにオークションで落としたボディと組み立てた図です
上の黒いのがスクワイヤーボディらしいけど、下地が強すぎてスクレーパーで塗装剥がす際に気の表面ごとバリバリと…。
おまけに傷だらけで使い物にならなくなってしまったご臨終ボディです←
なかったことにしよう←
そんなことがあり、やる気ないまま途中で塗装剥ぐの飽きた下のボディと組み上げたわけですね。←
安心してください、このサンバーストもいずれ蘇ります。
ということで、自作ギター初号機でした。
ではでは…!