自作ギター・リフィニッシュ 参号機 テレキャスター・ストライプ? 【後編】
【塗装~完成編】
ここまでの工程はコチラ↓
前回、ざっくりと塗装失敗から下地塗装までの工程(うち80%はヤスリがけ)が終了したところを掲載いたしました。
その状態がコチラ↓
こっちがホワイトでーこっちがアイボリー
全然違うじゃない♪(魔法のように / SHISHAMO)
というように、テレキャスの下地を今回は(も)アイボリーにしたのは理由があります。
ただの下色で終わらせたくなかったんだ…!
YouTubeより拝借、ポルカドットスティングレイの「テレキャスター・ストライプ」。
ボーカル雫教祖様の正面顔が阿部サ●ヲさんに似てると言ってはいけません←
話は戻りますが
この曲のタイトル「テレキャスター・ストライプ」にちなんで
ストライプなテレキャスターもいいかなーと思ったのが今回のリフィニッシュのテーマでもある
つまりはそう、線を入れてみたい。
ということで、ラッカー本塗装に入るまえにマスキングを行います。
ラッカー塗装の表面にマスキングすると失敗しやすいって聞いてたのでググったよ
普通のマステでは塗装後のラッカーごと剥がしてしまうという噂…
ですので、接着力が少し低いらしい青色系のマステをチョイス。
また、マステだけではラッカーが上から染み込みマスキングにならないという噂も。
こちらは、マステの上から養生テープを重ねることで対処。
二枚のテープを張り合わせ、カッターで好みの太さに切ります。
ついでだから、バインディングみたいな縁取りもしてみよう。
ちなみに、バインディングというのはギターの淵の部分になんか材料が埋め込まれていてオシャレに見えるだけじゃなくなんか意味があるっていうやつ。
こういうシャレオツなバインディング持ってないんだよなー
前から欲しいデザインだったんだよなー
そうそう、この写真みたいなバインディングが…。
って、あるやん。笑
テレキャスなアコギ、テレコースティックが壁に吊るされこっちを見ていました。
おうおう、そうか。
お前、オシャレやったんやな。笑
そんなこんなしてるうちに、本塗装。
吹いて1時間乾燥、を2度繰り返す。
そのあたりで1度マステを剥がす
長時間貼ってると塗装持っていくらしいので
おっ?
染みてるところがあるけど意外とよいのでは?
もう一度マステを貼り、再度何度か塗装。
その後マステを剥がして、クリアを吹きまっくて乾燥。
…乾燥中
に、悲劇は起きました。
この写真撮った時点まではまあまあ順調
「あと1日放置すっかー」と仕事へ
お昼を過ぎたころ、風が強くなりだし不安がよぎります。
帰ったところ、不安は的中。
乾燥中のボディ同士が強風でぶつかり、塗装が剥がれたところが数か所。
ついでにスプレー養生用のブルーシートも固定が外れ、シート状で膜を張っていた捨て吹きラッカーのカスがボディにまみれる惨事。
不幸中の幸い、塗装に大きなダメージがあったのはどちらも裏面だけでした。
もういいやと、テキトーに処理をし。
#1000→#1500で水研ぎ…しようとしたところで、おかわり。
手が滑って、ボディ淵を地面にガリガリ擦ってしまいまた塗装剥がれが。
泣く泣く、コンパウンドで磨き塗装系工程は終了。
低めのテンションでパーツを組んでいきます
ピックアップを純正から変えたことで、配線が太くなりボディ内部の穴を通らず四苦八苦。
ブリッジをウィルキンソンに変えたことが原因か、ボディもネックも純正のはずなのに弦が全部ビビる。
というか、音すら鳴らないくらい弦と密着してた。
サドルをやたら上げて、ギリギリビビらない状態に持っていけてよかった
◎フロントピックアップ
DIMARZIO DP172 CHROME
◎リアピックアップ
DIMARZIO DP384
ピックアップは上記の通り
シングルサイズのハムバッカーに憧れてましたw
■ビフォー
■アフター
やっぱガリガリしちゃったとこ目立つなあ
でもまあまあ良いのでは?
完成★
テレキャスター・ストライプなギター、できました。
ホントにブリッジとピックアップ交換だけのはずが、なぜこんなことに。
ま、愛着わいたからいいやー。
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